国際協力とは?

今日は来年初頭に行われる某政府系独立機関とNGOとの合同イベントのMTGに参加してきました。今度で3回目になるイベントをどのように作るか?というのが、今日の第1回目のMTGの目的。ただ、その某機関が基本的にお金を出すのですけど、それは間違いなく僕たちの税金であるにもかかわらず、余りにもそこに無頓着な発言を繰り返すのでイヤになります。多少は「遠回しに」言ったけれど(というのも僕は某NGOを代表していったので余り勝手には言えない…言っちゃいけない感じがしたので)、ほんとにね。

話のなかで参加者の間で「国際協力というのは何なのか?」という話になりました。僕は基本的に関わっているNGOの活動は、広い意味で「自分のため」だと思ってやっています。それは今後よりよい社会になって生活できるように…という、ある意味前向きなものでもあるのですが、逆にこれまで自分たちの社会が、または共同体が起こしてきた問題点を振り返り、反省するためのものでもあると思っています。

すぐにNGOといえば「途上国の人のために」とか言われがちなんですけど、それは違うと思うんですよね。結果的にそうしたなかで多くの人たちが健康で幸せな生活を送れればとても素晴らしいことだと思うのですが、「途上国の人々のために」と口に出した瞬間、それは不規則な不便な理想を振りかざして、ある意味、その人達の生活を時に破壊し、往々にして束縛する結果になってしまうのではないか?と思うのです。

NGO側の出席者の多くは僕の思いに似た考えのなかでやられているということが分かって今後のMTGが少し楽しみになりました。もちろん、それが正しいと思いこんでいるわけではないですけれど。

明日は、朝鮮半島と日本の平和な関係を考えるイベントに参加予定。午後2時から場所は警固のキリスト教会館。興味のある方は是非。

では、また!