クジ運

 ここ何日か、購入した本をズラズラあげているのだけど、たいていは近所のショッピングモールの中に入っている大型書店で購入している。先月下旬から今月末にかけて、500円に1枚抽選補助券がもらえて、5000円に1枚本抽選券がもらえる。そういえば抽選行ってないなぁと思って取り出して数えてみると、10回の抽選が可能(+残り3枚)ということがわかって、昼間にショッピングモールに足を運んだ…のだけど、とてつもない人の数に圧倒されて、並ぶことがとても苦手なので諦めて出直すことにした。

 あらためて夜の閉店間際を狙っていってみると、半分くらいの人数に減ってはいたものの、それでも最終日だからだろう、結構な人が並んでいる。諦めて並ぶことにして十数分。ようやく自分の番に。

 実は一度諦めて帰ったときに、どうせクジ運なんてないからもういいかなぁと思っていたのだけど、スクラッチカードの交換の場にくると、「それでももしかしたら当たるかもしれんやん」と思うのは、人間の悲しい性(?)で勢い勇んで選んだ10枚のスクラッチカードが係の人に削られる様子をジッと凝視。

 ……いや、やっぱり当たるわけないやん(笑)。正確には4等が当たったけど、4等は10枚のはずれ券の引き替えと同等。つまり当たってなかったことと基本的には一緒。気持ちの問題だから「それでも当たった!」と思えばいいのだろうけど、珍しく特選が6割も当たらずに残っている閉店30分前。やっぱり期待するよね。

 引き替えはトイレットペーパー1つか、ペットボトルのお茶。とりあえずお茶をもらって飲みながら帰ったのでした。やっぱり、僕はクジ運はない人間なんだなぁ。地道にやっていくしかないんだろうな。それもまた良き人生かな(ウソ)。