ドラマ『HEROES』をようやく見た

とうとう日本でも放送が始まった、ドラマ『HEROES/ヒーローズ』。去年の秋にアメリカNBCで、いわゆる月9枠で放送がスタートした話題のドラマ。日本では、スーパードラマTVが独占放送中。こんな内容だ。

 ニューヨーク、ロサンゼルス、ラスベガス、テキサス、そしてインド、東京。何千何万kmも隔てたそれぞれの土地で、ある奇妙な現象が同時に発生する。それは平凡な人々に突如、スーパーヒーローのような超能力が備わるというもの。ある者は空を飛び、ある者は不死身の肉体となり、ある者は未来を予知し、ある者は時空を曲げるなどの能力を手に入れ、使命を感じる者もいれば、不安におちいる者もいる。いったい誰が、何のために、彼らにそんな能力を授けたのか。人類を救うためか、それとも只のいたずらか。そして、彼ら HEROESや人類を待ち受ける、巨大な運命とは……!?(スーパードラマTV『HEROES/ヒーローズ』ウェブサイトより)
『超能力』というややこしくいかがわしいものを持つ7人がただそれに希望を見いだすわけでもなく、そこに不安や絶望を感じたり、ただただ「普通」でいたいと願ったりする。アムロ・レイ碇シンジのようなものか?!また複雑なようで、ドラマらしい関係性もまた垣間見えるキャラクター同士の繋がりもなかなか興味深い。

そのキャラクターのなかで大人気なのが一番上の写真の「ヒロ」という時空間を操る能力を持つ日本人サラリーマン役のマシ・オカ。東京出身の日本人で僕と同じ生まれ年。なんでもジョージ・ルーカスの特撮工房インダストリアル・ライト&マジック(ILM)に勤めながら、俳優をこなしているそうだ(今は週に数回行く相談役的な位置づけとか)。オアシズの大久保さんのようだ(大笑…ごめんなさい)…とそれはともかく、ヒロの「YATTA〜!」と叫びながら取る上の写真のようなポーズは全米で流行ったらしい(ほんと?)。個人的にはモヒンダーが気になるけど、マットがいい味を出してくれそうでもあるな、と密かに思っていたり。

ともあれ、明日が第4回目の放送。是非見れる環境にある方はご覧くださいませ。ちなみに、予告編でヒロは「俺たちが世界を救うんだ」なんて言っておられます。

あ、そういえば「ヒーロー」繋がりで。この間、相棒と映画『HERO』(日本のやつね)を見に行ったんだけど、あれは映画にする必要は
まったくないものだったなぁ。スケールも小さいし、2時間ドラマでぜんぜんオッケー。踊る大捜査線に興行で負けそうだそうだけど、それはそうだよな。キムタクはいい男だけどね(笑)。