若き担い手たちからの熱いコトバ

なんだかんだと帰省してから9時頃にはちゃんと目が覚めているいつの間にやら
ちょっとだけ朝型という毎日。暑さの話題は……もういいか。まぁ、暑い。
午前中はラジオを聴くことになっているのだけど、今日は中学・高校時代に愛聴していた
ラジオ番組のパーソナリティがやっているエコ系なタイトルの番組を聴いていた。
一文字弥太郎の週末ナチュラリスト朝ナマ」がそれ。内容は…別にそんなエコじゃない。
逆に、だからこそなんかちょっとだけ懐かしい感じもしながら流し聴き。中身的には
相棒オススメの「平成ラヂオバラエティごぜん様さま」の方が充実してるかな?
番組が終わる頃、休みで外出する父親を駅まで送ってその足で母親を買い物に連れて行く。
数少ない実家でできること…ということで。

午後は広陵戦が始まる前に…と本屋さんに行ってくる。それは某ショッピングモール内に
あるのだけど、某2○時間テ○ビのステージとかが作られて黄色い服の人たちが
ズラッと2列に20人くらい並んで店に来る人に募金を呼びかけていた。いやいやすごいな。
それにしても広陵。相変わらず機動力を生かした、いい試合をやってる。帝京も強いけど、
まったく違った試合をする。別に地元が…という意味じゃないけど、帝京は巨人的で、
広陵カープ的。広陵、次は瀬戸内海挟んで向こう側の今治西。曲者ではあるなぁ。

さて恒例の(?)今日の読書は、山本一巳・山形辰史編『国際協力の現場から―
開発にたずさわる若き専門家たち
』(岩波ジュニア新書)。読了。…といっても、
ちょっと流し気味に読んだ感じ。

高校生〜大学1〜2年生あたりがターゲットかな?もともとジュニア新書はもう少し下を
ターゲットにしているのだろうけど。でもたぶん、多くのこのあたりの層の人にももはや
難しいかもしれないなぁという悲しい印象もある。

内容は、貧困削減・食糧・ジェンダーセックスワーカー・難民・子ども・教育・紛争など
をテーマとして、実際に国際機関などで活躍する若手(といっても僕よりちょっと上)の人たち
がそれぞれ10ページ弱で現状と問題点、具体的な活動の一端を軽く紹介しているもの。
「国際協力には興味があるけれど、まだ何も分からない…」という人には最適。もちろん、
一般の人で「国際協力って何さ?」という人にもオススメ。個人的には国際協力の授業の
リーディングリストの一番最初の方に載せておくかなぁという感じのもの。
10ページやそこらで書かれているので本当に導入以外の何ものでもないけれど、
分かりやすいのは間違いない。

書き手の国際協力の若き担い手たちは、ほとんどが国際機関で働いていて、ほぼみんなが
海外(イギリスやアメリカ)の大学院を出ている。その意味で、かる〜く「国際協力の壁」が
見え隠れするところがあるのも事実。あと、編者の名前を見てピンときた方もおられるかも
しれないけれど、アジア経済研究所アジア経済研究所開発スクール(イデアス)の卒業生が
ほとんどで「国際協力をしたい人、国際機関で働きたい人はイデアスへ!」という誘い文句が
さりげなく入ってます(各文章にはないですけど)。まぁ、実際問題として、イデアスがそうした
道に進みたいなら確かにひとつの選択としては上げられるのでいいんですが。

ともかく、上に書いたような「国際協力について知りたい!」という方はもちろん、今世界が
抱える問題の多くをちゃんと紹介してくれているので、その意味でもオススメです。

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