ラストプレイ

土曜日の夜、Iさんから連絡をもらって日曜日夜に急遽スタジオ入りすることになった。少し前に転勤(でいいのかな?)で福岡を離れることになったYさんの要望とのこと。7月にステージ(笑)して以降、部屋の片隅に眠っていたベースを取りだして駆けつけた。

もちろん言うまでもなく3ヵ月も触っていない楽器を弾けるほどの技量はない。ベースを弾く機会があるのは間違いなくIさんのお陰で、しかも極端に楽な譜面を作ってくれるお陰。ステージを見たことのある方はお分かりの通り、ここまで指が動かないベーシストはいない。ええ、ええ。でもだからこそベースを弾こうと思うわけで、最初はそんなもの。え?もう足かけ4年じゃないかって?人類が生まれて1万年。それと比べるとまだまだ…。レッチリのベーシスト、フリーみたく弾きたいのはやまやまだけどさ。

そんな僕とIさんのユニットに「ドラムやってみたい!」と参加してくれたYさん。結局、ちゃんとバンド名さえも決まらなかった(暫定名称は「黒蠍」−わっはっは!)。でもIさんを除いた2人の「はじめてのおつかい」的な演奏ゆえにほのぼのとしてたね、いつも。髭(HIGE)のアルバム名じゃないけれど、「サンキュー、ビートルズ!」てな感じで、音楽ってのは、ロックンロールってのはかくも楽しい幸せなモノなのか!っていう楽しさもあり。今日の「黒蠍(仮)」のラストプレイも徹頭徹尾そんな雰囲気だった。いつもみたく、締め切り的ステージがないが故のゆるゆるなほのぼの感の賜か。

Yさん、神戸に行っても楽しく仕事してください。「黒蠍(仮)」は解散です。けど、またいつか一緒に音楽を、ロックンロールをしたいっすね。また僕と二人で「あれから一切練習してないんすよねぇ」なんていいながらスタジオで。楽しみにしてます!

いってらっしゃい!