ホテルの事情

 早起きするはずが起きたらいつも通りの時間。急いで準備して今日が締め切りのプロポーザルの提出のために大学に行く。在学証明書が必要だったのに、これより前に締め切りのある書類で修士取得証明書が必要だったため、何も考えずに今日締め切り分もそれだろうと思い込んでいたのだ。やれやれ。でもここ数年、大学の在学証明書の取得は簡単で自動発行機ですぐに出てくる。改めて封筒に詰め込んで郵便局から無事送付。ああ、一段落ついた。ようやくこれで2週間後のカンボジア調査の準備ができる。そう、まだかなり資料の読み込みができていない。あ、もうひとつ提出書類があるなぁ。うーん、来月になってから・・・もうなったけど・・・やることにしよう。

 仕事を終えて帰ってきて、とりあえず今日はゆっくりとすることに。新聞読んでスクラップを作って、スピリッツとジャンプを読んで、洗濯物を畳んで、このブログともうひとつのXOOPS仕様のサイトを少し弄る。うーん、まだまだネットでやりたいことは山のようにあるのだけど、なかなかこなすだけの時間がないなぁ。未熟者だ。そろそろ横の(元)パソコン机の上に積み重なった本も崩れ落ちそうになってるしなぁ。先日の震度3ほどの地震でもかなりドキドキしたもん(笑)。っていうか、またカンボジアに行こうとしてるころに地震起きるしなぁ。やれやれ。

 とか何とかいいながら、とりあえずカンボジアのホテルの予約をメールでする。直接ホテルとやりとりできるからかなり便利。たぶん分かりにくい英語なんだろうけど、とりあえず返事待ち。にしても、ホテルとかどうやって選ぶのかもはやたくさん見すぎて分からなくなってくる。もうほぼ間違いなく値段と立地条件のみ。ホテルにビジネスセンターがあれば便利かもなぁとは思いつつ、そんなに重要でもないなぁとか思い始めたら上に書いた2つの条件くらいしかなくなってくる。今度のホテルもほぼそれで選んだ。皆さんは何見て選ぶんでしょう?

 これまでいわゆる中級レベルのホテルしか泊まったことがないうえ、最近国内だったらカプセルホテルでいいや、ってな状況にもあってもはや値段で、これでしょう・・・ということになる。もちろん失敗もあって、1年前に横浜で泊まったカプセルホテルは自分のカプセル=部屋からは出たくない感じのホテルだった。場末な雰囲気が満載で、ただでさえ陰湿な空気を醸し出しやすいカプセルホテルなのに、暗い照明とか怖そうなおじさんたちが満載だった。さらには浴場に行ってロッカー前で服を脱ぎ、ガラガラッ!と扉を開けてなかに入るとその一角にマッサージルームがあって、素っ裸なおじさんたちがごしごしお風呂してるなかでおばさんとお姉さんの間ぐらいの女性がマッサージをしてくれるスペースが。別にエッチなやつじゃないんだけど、体や顔を洗ったり、髭剃ったりするひとたちの中にあんな一角があると、なんだかこっちが恥ずかしくなってしまう。

 ただホテルってのは何だかいろんな「事情」がいっぱい詰まっている場所のような気がしてどこにしろワクワクするものがある。そう、アーヴィングの小説『ホテル・ニューハンプシャー』のように。カプセルホテルというのはそうした「事情」を意識しなくても随所随所で目にすることができる場所なわけで、気軽に(というのも編だけど)そうしたホテルの面白さを感じることができるところが素敵だ。

 そういえば、最近は日帰りものが多くて今度のカンボジアが久しぶりの宿泊かも・・・と思ってたら、その直前の週末にNGOの講座で合宿がある。人のウチに泊まるのは苦手だけど、こういうのはそれなりに楽しみにしていたりするのです。