電子単語カード"メモリボ"大推薦!

コクヨ電子暗記カード「memoribo(メモリボ)」 ずっと痛切に問題を感じていたのが不安定な英語力。リーディングやリスニングはまだ何とかなるのだけど、スピーキングやライティングがどうにも苦手だ。つまりは、「日本語→英語」という能力の欠如。同じ文章や言葉を英語で見ると理解できるのだけれど、日本語を英語にしろといわれた途端小さな声になってしまう。それどころか、いわゆる片言英語になってしまって、ホントに大ざっぱにしか伝えられないのが現状。来月のカンボジア調査もその意味でかなり不安で改めてとりあえず集中的に英語に向かっている。

 文法など細かいところは例えばTOEICの問題を前にしてウムウムと悩めば何とかなる。これは受験英語の賜なんだろうけれど、とにかく絶対的に単語力が不足している。これまた「日本語→英語」という方向性の語学力がとてつもなく低い。英単語を見ると「それそれ!」とか思うのだけれど、日本語を見ると「うーむ、確かに知っているはずなのだが…」という感じ。しかも、コロケーションや熟語になるととりわけ両手をあげて「ごめんなさい」といいたくなる。まあ、間違いなく英語力がないと言うことだ。

 そこで目を付けたのが、上の画像にあるコクヨが出した「メモリボ(memoribo)」という電子暗記カード。文字通り、単語カードの電子版であって、100枚の単語カードの20冊分の収容量を誇る(つまりは2000語分)。たまたまいつもは五月蠅くて仕方がない広告メールの表題にたまたま気づいて調べてみると、10日に発売されたばかりということで、5日ほど前に手に入れた。で、今回このエントリーを書くために調べてみると、売れているのか、それとももともとそれほど作っていないのか、かなりの所で売り切れ状態。次の出荷は3月という話もあるし、ちょっとしたニンテンドーDSのような感じだ(笑)。(ちなみにニンテンドーDSAmazon.co.jpでは倍近い値段が付いていたりする。)

 5日前に手元に届き、しかも当時半額近い最安値で売っていたところでさらにポイントを使って1/3以下の値段でゲット。使ってみての感想は、それなりにいい!って感じ。小さいのでポケットに入れたまま、外でタバコを吸いながらチェックしたりするのに最適。もちろん、ほんとに単語カードの機能しかついておらず、バックライトもないし、拡張性も何もないのでその他にすることがないのだから仕方がないのだけど、それでもパソコンと連動させて、最初から入っている旺文社の『ターゲット1900』のみならず、自分でエクセルで単語を入れてしまえば、オリジナルの単語帳にもなる。僕はすでにターゲット1900は消して別のコロケーション重視の単語帳のものをインプット。発音はCDをMP3プレーヤーにぶっこんで併用すると効果抜群。初めて、単語を覚えるのが楽しい!という状態になった(笑)。

 自分で作成しなくても、コクヨのサイトに行くと、漢字や日本史年代、世界史年代などのダウンロードをすることもできるから、そうした目的でも可能だし、とにかく「表・裏」という形で使えるものだったら、片面全角40文字以内で何でも入れることができる。まさに単語カード。ただ検索機能とか高度な(?)ものは何もないので、単語とか入れる以外に今ひとつ使い道が見つからないのが正直なところだけれど。

 ちょっと値段がそれにしては高いという感じもあるかもしれないけれど、これまで単語に高校・大学受験などで非常に苦労してどうにもならなかった僕にしては神のような製品であることに今のところ間違いない。英語が苦手な人は是非どうぞ!!