身軽なやつが羨ましい

SONY PCG-C1MR/BP 今はかなりの部分来月半ば頃からのカンボジア調査に脳味噌を奪われている。1年ぶりに宿泊先を探したり、インタビュー先を精査したり、何を調べてくるのかを考えたり。帰ってきて論文にすることを考えると、とてもじゃないけれど準備が間に合わない感じ。そのお陰で(?)そろそろ返信しないといけない今書いている論文がなかなかまとまらずに困っている(笑)。文章を書くというのは難しい。カンボジア調査の方もその意味でも大変だ。たぶん、カンボジアではほぼ夜はホテルにいることが多いだろうから、その間にその日に調べたことを少しはまとめた方がいいのだろうけれど、残念ながら手持ちのパソコンは持って行くにはちょっとばかり身重だ。

 画面サイズが10インチ前後のノートパソコンをいくつか調べてみるも、言うまでもなく15万オーバー。どうにもならない。中古品をいくつか探ってみると5〜6万あれば何とかなりそうだけど、今の僕はその5〜6万すらもちょっと難しい感じでなんだかひどく落ち込んでしまう。リスキーだとは思いつつ、オークションのページを眺めてみたり(おいおい)。

 昨日書いた通り、今日は中学校の総合学習の授業に行った。講演担当講師のあとを引き受けてワークショップをする。講師役の人がまさに10インチ程度のノートパソコンを講演用に持ってきていて、羨ましかったりしながら、中学生相手にファシってきた。先生が「聞いた話をグループワークで形にして発表するという学習が十分でない」と仰っていたが、改めて「教育」というのは、そうしたことをきちんと「作り上げていく」作業なのだと実感。僕もそうして「教育」されてきた部分があるんだろうな。

 帰ってヒューザー社長の証人喚問とライブドアの家宅捜索の様子を見ながら、小泉政権は証人喚問で伊藤だの、安倍だのと政治家と社長の繋がりが明らかになるのを前に、ライブドアの話題でそれをうち消そうとしたのではないか?とか勘ぐったり。うーむ、彼らは「教育」されなかったのかね。