洞爺湖サミットの費用で400万人のエイズ患者が助かる?!

 英紙タイムズの記事を紹介している北海道新聞より、とりいそぎ抜粋。

 七日から始まる北海道洞爺湖サミットを前に、五日の英タイムズ紙(電子版)は「サミットの費用で年四百万人のエイズ患者を治療できる」との見出しで、運営に高額の費用をかけた日本政府の姿勢を批判した。
 それによると「日本政府は二億八千五百万ポンド(約六百億円)を費やし、英国の三倍以上の経費をかけている」と指摘。その半分が警備費用に充てられている、とした。また、サミットそのものにも二百五十五億円を費やし、「英国が三年前にサミットを主催したときは十分の一だった」と強調。道内関連では、国際メディアセンターに五十億円、通信環境の整備に九十億円をかけている、とした。
(中略)批判について外務省の谷口智彦副報道官は「三年前の英国でのサミット時に爆弾テロが起きた影響で警備を増強した。今回は参加国が史上最大だが、沖縄開催より約二百億円節減した」と反論している。(北海道新聞、2008/07/06

 ちなみに元記事はこちら。日本の新聞はこうした記事を載せないよねぇ。やれやれ。