時代の終わりと始まり
起きてから録画しておいたEURO2008のフランスvsイタリアを見た。個人的にどちらかに思い入れがあるというわけでもない両チームの試合なのだけど、やはり前回のワールドカップ決勝の対決であり、イタリアからすれば30年以上フランスにこうした大会で90分勝利をしておらず、またフランスは負けると16年ぶりのEUROグループリーグ敗退というなか、さらにはグループ2位を争う相手はもうひとつ別の試合をしており、関与することができないというなかで行われる試合は序盤から熱いものがあった。リベリーの負傷退場からアビダルの一発退場で流れはイタリアに。ただ結局PKとFKでしか決められず、トニの決定力不足も含めて、準々決勝はピルロやガットゥーゾが累積でいなかったりして辛いところ。個人的にはスペインの勝ち上がりに期待するけれど、そうなるとおそらく準決勝は対オランダかぁ。悩ましいところ。
この試合でフランスはテュラムとマケレレが代表を引退することを明らかにした。これで改めてフランスのひとつの時代が終わった。この大会はフランスやイタリア、ドイツなどが手間取っている間に、ポルトガル、スペイン、オランダが順当にあがってきていて、欧州サッカー界の勢力図が大きく変わる機転になっているのかもしれない。
ちなみに次の地上波の放送は、土曜日深夜のオランダとグループD2位(スウェーデン?)で、続けて日曜深夜にスペインvsイタリア戦。それにしても全然、地上波はポルトガルの試合を見ることができないなぁ。
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