押すか引くか。

 夜、テレビでアジア大会のサッカー予選と世界バレーの決勝をやっていた。NHKではアジア大会の競泳と柔道をやっていた。年末に向けてスポーツづくしだ。見るともなくテレビをつけていてそれらを見ていたのだけど、何かに一生懸命な様子は改めてスポーツというのは伝わりやすいものだと思う。特に競泳や柔道は興味がないのだけれど、自然と首のあたりに力が入っているのがわかる。

 世界バレー男子決勝。MVPをとったブラジルのジバ。カッコいいね。バレーはよく分からないんだけど、とにかく王者ブラジルのアタックまでの一連の流れがとてつもなくスピーディーで華麗だ。トントントンとリズムを刻みながら、ポーランドのコートの中に吸い込まれていく。爽快感満点。そういえばバレーが強い国はサッカーも強いと聞いたことがある。

 我らがアビスパ。無事に入替戦進出。「無事」というのはアビスパ的な「無事」で。珍しくスポーツ新聞が3紙も一面トップにアビスパを持ってきていてこれまた珍しい。入替戦の相手は、アビスパ前監督の松田さん率いるヴィッセル神戸。どんな形でもいいから「落ちないアビスパ」を実現してくれるといいのだけど。

 4日ほど前から2つある部屋の蛍光灯のひとつがつかなくなっている。明日にでも蛍光灯を買ってこようと思ってカバーを外そうと格闘していると、バキッとイヤな音を立てて落ちてきた。ストッパーが折れてしまった。これでカバーが使い物にならない。元はといえば、押すところを間違えて、引っ張って無理に外そうとしたのが原因。押すか引くかの駆け引きはものでも、人間関係でもすごく苦手だ。あーあ。