図解力は理解力だと思うんだ。

 いつの間にか『日経ビジネスアソシエ』最新号(10/17号)が発行されてたので仕事帰りにゲット。この雑誌、1年くらい前にたまたま友人のインタビューが掲載されたのを気に内容によって(といっても最近はほとんど…定期購読した方が安上がりだなぁ)購入している雑誌。今号の特集は「伝わる『図解術』」。

 仕事柄、ワークショップなどをしたりさせたりすることが多くて「図解」的なことに関わりがあるのだけど、今ひとつ仕事や研究の上で使えているか?というと、全然ダメで、実はあまりセンスがないのかもしれない。個人的にはマインドマップはすごく関心あるのだけど、トニー・ブザンの『ザ・マインドマップ』なんかを手にとってみるのだけど、デザイン的に好感が持てなくて躊躇したり…いや、読んでやってみればいいんだけどさ。マインドマップよりもマンダラートの方がちょっと好きかもしれんな。枠が決まってるから?…それじゃ全然アイデアとか出てこんやんなぁ(苦笑)。開発教育などの手法でウェビングっていうよく似た奴があるけど、こっちの方が好きかも…って書きつつ、マインドマップはちょっと「絵を描く」的な要素があるのが苦手なんかもしれん。

 そうそう『アソシエ』。個人的に改めて「へぇ」って思ったのが、「発送を形にする『空間の力』」というページ。つまりは「穴埋め図解」。それはインタビューを受けている原尻さん曰くこのようなこと。

 例えば、「二点分岐型」の穴埋め図解は、ひとつのことを無理矢理2つに分ける図を書くところから始まる。左側に何かしら言葉をいれて、それを強制的に2つに分けることで「物事の『逆側』や『裏面』を考える習慣にもつながる」わけだ。ちなみに、「ホリエモン」を分けるとすると「カネ」となんだろうか。うーむ、案外難しいなぁ。だって、この2つに分けて彼を構成しなければならないんだよなぁ。個人的には「Tシャツ」かな。でも、彼にとっては「Tシャツ」でいることもまた、「カネ」を生み出す姿勢だったと考えれば「カネ」の枠組みの中に入るんだろうか。君は何だと思う?

 図解は奥が深い。そういえば、相棒はこういうの得意なんだよなぁ。すごい羨ましい。ちなみにこの「穴埋め図解」のページでインタビューを受けている原尻さんと小山さんの本、『IDEA HACKS! 今日スグ役立つ仕事のコツと習慣』はオススメ。アナログからデジタルまで仕事術が満載。