マサイ族のヘディングは真上に飛ぶ。〜近藤篤『サッカーという名の神様』

 昨日は朝から出張で大阪へ。相変わらず早起きは辛い(苦笑)。お昼に大阪のネットワークNGOの事務局長Hさんに大阪名物のねぎ焼のお店「やまもと」に連れて行ってもらって牛すじのねぎ焼「すじねぎ」をご馳走になった。ふわっとしててねぎがたっぷり入ったねぎ焼。なかの牛すじがこれまた味がしっかりしててちょっと幸せな味。Hさんともども僕もかなりの「粉好き」なのでねぎ焼はいいなぁ。NGOの方の話はまた別のブログで書くことにしよう。

サッカーという名の神様 相変わらず新幹線で移動をしているので博多−大阪往復5時間は読書タイム。結局早起きのせいで半分近く寝てしまったけれど、とりあえず1冊読了。近藤篤サッカーという名の神様』。

 ちょっと村上春樹的な文章だけれど(だからか)、読んでいてすごくいいテンポの文章をこの人は書く。以前、サッカーマガジンで連載していたフォトエッセイが好きだった。この本『サッカーという…』は、写真家の近藤が世界を回りながら、その土地土地の人々が興ずるサッカーを連ねたもの。華やかなテレビの中のサッカーではなく、人々の生活の中に根ざしたサッカーの様子を16ヵ国地域に渡って紹介している。面白かったのはケニア。159ページのマサイ族のヘディングの写真は思わず微笑んでしまう。彼のサッカーマガジンに連載していた『木曜日のボール』を次に読もうとおもったけれど、どうもAmazonでは買えないようだ。そう思うと欲しくなる。