お買いもの

グローバリゼーション―人間への影響 (サピエンティア)

『新しい貧困 労働消費主義ニュープア』や『リキッド・モダニティ―液状化する社会』などここ数年訳本がたくさん出ているバウマンの12年前のグローバリゼーションに関する著作。訳者あとがきで本書がこれまで日本で出された「グローバリゼーション」をめぐるものとは違って「グローバル化がもたらす経済的な恩恵に関する記述をお期待される読者は失望されるかもしれない」(p.189)とか書かれているけれど、個人的には「そんな認識もあるのだなぁ」と自分の立ち位置をちょっぴり振り返ってみたり。ちなみに本書はおなじく訳者あとがきによると「本書は近年のグローバル化の減少が、人間の日常や生活の空間にもたらす影響を考察して」おり、「私たちの日常生活」に目を向けている。

カープの美学

『前田の美学―広島東洋カープ前田智徳』に続く、迫氏の広島カープをめぐる「美学」シリーズ第二弾(笑)。プロローグは「２人の前田」から始まり、前作からの繋がりもある…のだろうか？？楽しみに読もう。