研修生がやってきた、ヤァヤァヤァ。

 今日もちゃんと(笑)日が昇る頃に起きて大学へ。午前中は大学訪問の高校生の皆さんに模擬授業をする。模擬授業というのは、大学ってばこんな授業をするんだね的なものなんだろうけれど、どうも次のある授業とは違って少し芸人さん的な話し方をしてしまう感じ。高校生の皆さんが少しでも面白く思ってくれたならいいのだけど。

 そのあと授業の資料を作って印刷をして、昼からは会議。本や雑誌の話をする会議というのは、会議とはいえ楽しいのは性分。論座やウィークリー読売が廃刊になるとか話題になるものはよく知っているけれど、結構な数の雑誌が廃刊になるということを知って、結構ショック。今、NHKでやっている「私の1冊 日本人の100冊」という番組のスペシャルが以前あって、その冒頭でいかに日本人が本を読まなくなったか?という映像が紹介されていたけれど、そうした繋がりの中で本や雑誌が減っていくのは寂しい限り。

 会議の後は、JICAの青年研修事業を受託して行っているNGOが最終日の研修報告会(プログラムレポート発表会)が本学で行われた。このNGOの代表が僕のゼミ生であることもあって開催の運びに。バングラデシュから環境政策について学びにやってきた研修生の皆さんの2週間の成果をグループごとに報告してもらうとともに、その後は本学の学生たちとのディスカッションを行った。思っていた以上に学生も活発に話をしていて雰囲気良くできていて一安心。報告会で司会をやってディスカッションの時にファシリテーター的な仕事をする。

 そして研修の閉講式をホールで行って、フェアウェルパーティー。閉講式までは受託NGOが中心となって大学(や僕)は協力するという形で、パーティーはゼミの学生ら有志が企画運営。英語での司会から運営まで忙しそうだけど、楽しくやっていて、若いって良いなとおじさん的感想…わはは。これまた本学の学生がやってる有名な日本舞踊の披露があったり、和太鼓の演奏があったり、研修生と日本人交えてのゲームがあったりと、いろいろと盛りだくさんな企画を用意していて2時間があっという間に過ぎた。研修生も疲れているだろうに結構盛り上がっていたし、楽しそうだったね。本当にお疲れさま。

 終わった後もしっかりと後片付けをして家路につく学生たちがちょっと頼もしく見えた。うん、楽しげで良かったよ。話を聞くと、普段の授業やバイトにあわせて、今はまさにレポートがあったり資格試験があったりとちょうどいろいろと忙しい最中にも関わらず、一生懸命にこうした取り組みもする彼ら。よく頑張ってるよ。感心する、ほんと。

 帰ったら日付が変わるちょっと前で朝から夜までガッツリ。大統領選挙で盛り上がっている最中、小さな国際協力・交流と学生たちのNGO的活動で小さな政治を少しずつ確実に動かした1日だった。

バングラデシュを知るための60章 エリア・スタディーズ

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