古典を読もう!〜光文社・古典新訳文庫創刊!
古典文学を読みたい!と思いながら、訳文の小難しさや言葉の古さ、また文字の小ささなどにできていなかった人は必見。当初、6月に予定されていた光文社の「古典新訳文庫」が来月からいよいよ創刊される。
いまの言葉で『リア王』 光文社が新訳の古典文庫創刊(asahi.com:いまの言葉で『リア王』 光文社が新訳の古典文庫創刊)光文社は9月7日に「古典新訳文庫」を創刊する。戦後まもなく出された翻訳の日本語が古くなったり、『星の王子さま』のように出版権が切れたりしたために、西洋古典の新訳ブームが続いているが、新訳に特化した文庫は初めての試みだ。(以下省略)
ちなみにラインナップは以下の通り。
*シェイクスピア(安西徹雄訳)『リア王』
*トゥルゲーネフ(沼田恭子訳)『初恋』
*サン=テグジュペリ(野崎歓訳)『ちいさな王子』
*バタイユ(中条省平訳)『マダム・エドワルダ/目玉の話』
*ケストナー(丘沢静也訳)『飛ぶ教室』
*ドストエフスキー(亀山郁夫訳)『カラマーゾフの兄弟1』
*ロダーリ(関口英子訳)『猫とともに去りぬ』
*カント(中山元訳)『永遠平和のために/啓蒙とは何か他3編』
個人的には途中挫折した『カラマーゾフの兄弟1』は楽しみだ。ちなみに『ちいさな王子』はいわゆる『星の王子さま』のことやね。
asahi.comのbe Reportに「若い読者にわかりやすく、団塊リタイアも見込み:名作の新訳 刊行ラッシュ」という記事があるけれど、ここ数年、版権の切れた古典が次々と新訳で刊行されてる。ブロンテ『嵐が丘』(新潮文庫バージョン)やモーム『月と六ペンス』も新訳が出てたんだなぁ。うーむ、今度チェックしてみよう。