『不思議な少年』に癒される。

 ガガッと忙しさ真っ只中。とりあえず明日から働いてるところの2日間の合宿講座があって、その準備をしなきゃいけないにもかかわらず、ちょうどニューズレターが完成してきてその発送作業も入った。さらに前にも書いた通り、カンボジア調査旅行のために2週間留守にするため今月末締め切りの助成金申請のための企画書の手直しをするという状況。もはや通常2名の事務局スタッフでは対応不可能に近い状況になりつつある。とはいえ、言うまでもなくこのスタッフ2名制すら来年度は危うい。NPO経営の不条理さを感じつつ忙殺。

 ようやく一通り終わったのが夜7時過ぎで半からのミーティングにほぼ間に合わない状況。ただクソ忙しくても、今まさに行われているODA(政府開発援助)の一元化に関する現状にNGOとしてなんとか対応しなきゃいけない状態にあって、何をおいてもミーティングは行かなきゃいけない。つーか、JBICの解体による円借款の行き場、外務省が無償資金援助を手放し、JICA中心でありつつ13省庁にまたがる技術支援援助が官邸の元にすべておかれてしまう状況は、大きなODAの変化だ。

 にもかかわらず、距離感の長短はあれ、援助行政と関わりのある国際協力NGOが一部を除いてほぼ無関心状態にあるってのは、この国の国際協力NGOの危機的状況じゃないだろうか?なんて思ってしまう。とはいえ、個人的にもまだまだちゃんと追えていないってのが正直なところで、「ODAニュースクリップ」でフォローアップを続けなきゃいけない。…で、それ以上へと進めない状況にあるのは情けない限り。とりあえずODA改革ネットワークのウェブサイトなども含めて皆さんフォローしてください。もはや「耳たこ」かもしれないけれど、皆さんの税金とかガッツリ使われてますからね。

 帰ったらもう22時半。夕飯食べて、メールチェックして、カンボジアでネット環境を作るために調べモノをしているとこんな時間。明日の準備もできていない。で、言うまでもなく明日も早い。ああ、こんな状態でカンボジア行きを迎えることは間違いない。

 …と現実逃避的に週刊モーニングをパラパラめくる。今号の表紙&巻頭は山下和美の『不思議な少年』。この漫画のスタート地点のような内容で相変わらずグイグイ引き込まれる。ああ、いいな、『不思議な少年』。ちなみに山下和美の『天才柳沢教授の生活』も大好きです。はい。ああ、もう寝よう…っていうか、明日の準備せな!!