高校生に向けた大学教職員による文化祭的風景

 日曜日は小雨が降るなか、オープンキャンパスが行われた。広報の担当をしていることもあり、基本的に全日参加。高校生や保護者の皆さんに、うちの大学がどういうところなのか?ということを知ってもらう大切な機会だ。各学部の相談ブースや入試や大学生活についてなどの説明会などはもちろんのこと、それ以外にも写真のような企画も行われる。教員による外向け文化祭のような側面もある。ちなみに、これはアジアを中心とした国々のインスタントラーメンを食べ比べてみよう…というもので、韓国やインドネシアベトナムなどからの留学生が作ってくれて高校生や保護者の皆さんに振る舞っていた。

 うちの大学は規模が大きくないこともあって、お祭りとはいえこぢんまりとしたところもある。ただその分、大学と高校生の距離は非常に近いイメージがあるのじゃないか?とも思う。また在学生も協力学生としてキャンパスツアーなど積極的に高校生らとコミュニケーションを図る。大学生のちょっとした「社会」との接触の機会でもあり、こうした経験を少しずつ積むことが将来にも繋がることだろう。

 僕は学部の全体の流れを確認しつつ、個人的にはライブ講義という連続講義のひとつを担当。「国際協力とは何だろうか?」ということを、ざっくりと説明する。うちの学部は九州では珍しく「国際協力」「NGO」についての専門的な授業があるということもあって、十数人にひとりくらいは、将来そうした仕事をしたいと思っている高校生が訪ねてきてくれる。今日の講義も始まる前から教室の前で待機して参加してくれた高校生もいて、そんな姿を見ると話のテンションもあがるというものだ。ありがとう。

 今月末にはまたオープンキャンパスがある。関心のある高校生に一人でも多く出会えることを楽しみにしよう。是非、遊びに来て下さいね。