エアコンの故障とダイエット

 久しぶりに金曜日は午後からの授業に間に合うように行ければいいので、夜更かししながら、遅れている仕事をこなしている。先月ぐらいから、(僕としては)ちょっとオーバーフローな仕事を抱えていて、落ち着いてゆっくり研究方面に費やす時間がない。細切れな時間は確かにそれなりにあるのだけれど、研究という性格上、そうした切れ切れな時間でまだこなすだけの度量がない。クロールの息継ぎのような時間をあれやこれやの本や資料を捲ってみては次の仕事に…という状態が続く。おそらく来月頭まで続くのだろう。そのなかで研究会発表の準備と来月末締切の論文をいかに形にするか?というのが、現在の懸念材料。

 さらなる懸念材料としては、勉強部屋のエアコンがいよいよ動かなくなったこと。13年前のこのエアコンも寿命といえば寿命なのだろうけれど、修理して使うべきか、それとも安くても新しいものを手に入れるべきかで悩む。この部屋が暑いとこれだけ溜まった仕事をこなすのはとうてい無理だということは分かっているのだけれど、この夏は車検の年でもあって、これまた仕事道具な僕は財布とにらめっこしなければならない。どうにかしないと。

 ただ、よく考えれば車を走らせて二酸化炭素をまき散らかして温暖化を進めながら、暑くて何もできないと口にするのは、なんともいえない自己矛盾だなぁと思うわけで、とはいえ、今さら車もエアコンもない世界に生きることはなかなか現状からして難しい。いや、すこしダイエットでもすればいいのだろうけれど、おそらく暑いものは暑いに違いないので…ゴニョゴニョゴニョ…とループする思考を前に、とにかく行動を起こさなければならないのだ。イランの市民みたく、ウイグルの市民みたく…と同列に書いたら失礼だけど。