誕生!
長崎にある動物園「長崎バイオパーク」にいるカバのモモは、陸上で生まれたそうだ。もちろん、カバは普通は水中で出産するのだけど、水温が低くて陸上で生まれてしまったということらしい。そのため仮死状態になり、人工保育で育った。さらには泳ぎ方を教えてもらえなかったために、泳げないカバとして大きくなった。ただ飼育員さんの努力により、今では、日本でいちばん大きなカバ池で楽しく暮らしているという(下の書籍などでその様子はわかる)。
そのモモが3匹目の子どもを生んだ。ブログでは小さなへその緒を引きづりながら歩く子カバの写真も掲載されている。2匹の子どもは既に中国、富士サファリへとそれぞれ婿入り・移籍しているそうだけど、しばらくは他の4匹のカバ(モモの父母と旦那さん)に加わった新しいファミリーの一員として楽しくカバ池をスイスイと泳ぐのだろう。
カバ好きとしては九州でいちばん行ってみたい動物園。
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およげなかったカバ「モモ」 (ドキュメント地球のなかまたち)
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