新旧広島市民球場のゆくえ
明日から父方の祖父の四十九日法要で実家に帰る予定(日曜日に倉敷へ)。新幹線で実家には帰るのだけど、広島駅を出てしばらくすると上りでは右手、下りでは左手に見えるのが新しい広島市民球場「MAZDA Zoom-Zoom スタジアム広島」。約2ヶ月後に迫ったオープン戦での球場開きを前に急ピッチで作業が進められているのだろう。あの球場に足を運べるのはいつになるか分からないけど、とりあえず来シーズン中には絶対に行きたいもの。上の画像を眺めてはワクワクするボールパークを楽しみにしている。
とはいえ、オープン戦でも何試合か行われる予定の現広島市民球場は来秋からの取り壊しが予定されているのだけど、どうやらスタンドを一部残すことに決めたらしい。以下は、中国新聞の記事。
広島市民球場(広島市中区)の跡地利用をめぐり、市はスタンドの一部を解体せずに保存し、被爆地の復興のシンボルとして球場が果たした役割を後世に伝えていく方針を15日固めた。近く公表する跡地利用計画案に盛り込む。跡地の中心部は市民広場とし、折り鶴の展示施設なども配置する方向で計画案の最終調整を進めている。
市は球場全体を解体する方向だったが、市民団体などからの保存要望を受けて方針を転換した。計画案で保存方針を打ち出すスタンドは外野ライト側の一部の約3000席。将来的に劇場や文化発信の施設の整備スペースと位置付けている内野1塁側約3000席も、当面は残すとしている。スタンドは広場で開かれるイベントの観客席などとして有効活用を図る。(後略)
跡地が市民広場になる(折り鶴の展示施設ってのはどうよ?)なかで、スタンドが残るっていうのは、なんかいいね。広島市内の新旧広島市民球場物語はどんな話になるんだろうなぁ。
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