ガザ支援の寄付・募金情報

 国連事務所が空爆されるという状況(朝日新聞)にもなり、死者は1000人以上、内子どもが300人にも上る(読売新聞)という中、調停案がいくつか出てきてはいるものの泥沼化の一方のガザ。イスラエルにしろ、ハマスにしろ、結局人の命のことを考えられない行為になんの正当性もありません。毎日新聞によると「イスラエル軍パレスチナ自治区ガザ地区侵攻による被害」は、「14億〜17億ドル(約1240億〜1505億円)に及び、復興には5年以上かかるとみられる」という。統計を出しているところはさまざまだが、次のような数字が同じ記事にあがっている。

  • エジプト・ガザ地区境界のラファでは、家屋被害1億3500万ドル、社会資本3500万ドルなど総額で3億ドル
  • ガザ地区全域で約4000軒の家屋が全壊し、約1万6000軒が部分崩壊
  • 社会資本や家屋の被害が9億7600万ドル

 どのようにガザに対して支援できるか?とNGOもさまざまな取り組みを考え、実行しているようですが、とりあえずNGOを支援したい人のための寄付・募金サイトによる支援の情報を2つ。

 ひとつはネットワークNGOである、(特活)国際協力NGOセンター(JANIC)によるウェブサイト「NGOサポート募金」のパレスチナ・ガザ地区緊急支援のページ(上画像)。ここから寄付をすることで、同ページにある4つの団体(ケア、JVCパレスチナ子どものキャンペーン、世界の医療団)に均等配分されます。一口1000円から。これらの4団体はJANIC加盟団体でもあり、窓口としてJANICが責任持って配分してくれる形です。

 もうひとつは募金サイト「イーココロ!」の「パレスチナ、ガザへの緊急支援のお願い」ページ。イーココロに登録している団体7団体(上の4団体に加えてAPLA、国連WFP協会、国境なき医師団)それぞれに寄付をすることができます。僕もとりあえずここから僅かばかりしました(いつも支援している団体ではなくて、そちらには申し訳ないのですが)。

 皆さんの支援したい活動に対して是非ご協力を。