僕的ストリートビュー〜郊外店舗

 僕の実家のちょっと南側に国道2号線が走っている。ちょっと北側にはJR(在来線と新幹線)が通っている。JRで言えば、駅と駅のほぼ真ん中ぐらいの場所。片方の駅である福山駅は県でも主要都市のひとつなので駅前には繁華街がある。上の写真はその反対側の駅方面の2号線沿い。

 この片側2車線の国道は最近どうも混雑しているらしい。理由はちょっと写真じゃわかりにくいけれど、郊外店舗が並んでいるため。大型電気店が2つに、家具インテリアの大型店、ファッション系にアミューズメント系と、わずか500mほどの間に乱立している。ちなみに反対方向に向かうと福山駅との間にショッピングモールもある。ほかにもあるそれなりに大型の店舗も含めると、福山駅から1kmちょっと離れた場所の、このわずか1.5kmの間に大型店舗が10近くあることになる(ボーリング場なんて300mほど離れただけで2店舗もある)。そしてこの正月の間、車が列になって次から次に大きな駐車場のあるこれらの店に吸い込まれていく。駅前商店街はもちろん個人商店などは堪らないだろうなぁと感じる。

 実家のすぐ近くのボーリング場を除けばすべてが僕が実家を離れてからこの15年ほどの間にできたもの。日本中どこにいても同じ風景だというのはよくいわれることだけれど、まちづくりというのは本当に難しいなと思う。なんにしろ、今までスイスイ車が走っていた国道をのらりくらりと列を連ねて走っているのを見ると不思議な感じがするのだ。