学生から考える国際協力

 GW中で唯一の講義の日…とはいえ、大学はそれなりに人が多かった。まぁ、GWだからって特に何をする必要もないわけですが、それにしてもかなりの出席率で感心しきり。ただGW的なのほほんさは感じられて、これはこれでいい雰囲気だったりしました。

 今日の講義は2つ。前回「貿易ゲーム」のワークショップをした時間はその振り返りからスタートして、ODAの復習を予定通り。思っていた以上に、ワークショップを通して考えてくれた学生が多くて、自分自身もそうだったけれど「貿易ゲーム」の凄さをある意味実感。いろいろと問題があるだとか、難癖つける人もいることは知ってますが、それでも英国NGOクリスチャン・エイド」及びそれを日本で紹介してくれた、この開発教育教材に感謝しきり。もちろん、学生のみんなも大いなる想像力をもって講義に参加しているのだと改めて気持ちが引き締まります。

 続けて3年ゼミ。これまた先週に続いてゼミメンバーのKくんの春休み中に行ったフィリピンでのワークの様子を紹介してもらいました。プレゼンの仕方などはまだまだこれから学ぶべき所はたくさんあるけれど、貴重な経験を改めてしたのだなぁとみんなにも伝わったことでしょう。学生が途上国の現場に行ってできることなんてとても限られてはいるけれど、彼も参加している学生中心のNGOフレンズ国際ワークキャンプ九州委員会(FIWC九州)」は凄く大切な場所を提供していると改めて思います。国際協力とは何か?ということを、さらにさらに深めてくれるといいなと思います。

 ちなみに上の写真。寂しげですが300人ほど入る教室で20人弱のゼミメンバーが座るとこんな感じ。もっと小さい教室の方が良かったかもしれないけど、他の授業で使われてて結局プロジェクタの使える教室がなかったのでした。次回から元のゼミの部屋に帰りますよー。

回れ! さくらかぜ―モンゴルに風車を建てた学生の活動記録―

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