話す、促す、学ぶ

 暖かい日が続いていますね。洗濯物もぱりっと乾いて気持ちがいいです…と久しぶりに洗濯をしました。ひとり暮らしが長いので別に洗濯物が嫌いなわけではないですが(正確には取り込むのは好きじゃないんですけど)、一人であるがゆえに「まとめて洗濯をしよう…」とついつい先延ばししてしまいます。さらにここ1週間はかなりドタバタと忙しく過ごしていて、今日はようやくほっと一息ついたところです。

 2週間くらい前からイベントでファシリテーターをしたり、講師をしたり、集中授業をしたりと喋り続けています(笑)。普段、大学で授業をするときには授業といっても多くて2コマ話をすればいい方で、あとはゼミのようにコメントを挟んだり、話を聞いたりで済むのですが、集中授業となると連続で3コマ分も話し続けるのですから、これがまた思っていた以上の疲労感。もともと話をするのは嫌いではないので悪い疲労感ではないのですが、「疲労」であるのは間違いなく、徐々に溜まっていくものですね。結局先週の木曜日から毎日、講師かファシリテーターで口を動かした1週間でした。頑張ったなぁ(笑)。

 そしてまた今度の日曜日は以前働いていたNGOの連続講座の最終回で簡単なファシリテーターをします。すでに定員に達してしまった(珍しい!)講座で、ちょっとしたワークショップとはいえ、50名を対象にするのはなかなか骨ですね。ファシリテーターとは、参加者・受講生の方たちの気づきを促す触媒の役割を果たす、参加型/体験型学習=ワークショップの役割のひとつなのですが、これだけの参加者のみなさんが「主役」となり、当日の講座の「学び」の気づきを広げ、これからの国際協力への導きの一助になるように頑張って準備します。

 ちなみに講師は僕のNGO界のお師匠さん(と勝手に呼んでいる…笑)である田中優さん。最近出版された、優さんが編者をしている『おカネで世界を変える30の方法』を読みながら、どんな風にしようかなぁと再考する毎日です。参加者の皆さん、また日曜日にお会いしましょう。(上記の通り、定員に達してますが、「どうしても優さんの話が聞きたい!」という九国大の学生さんはこそっとご連絡下さい。)