ゆきだるまさんがころんだ

 福岡は雪。北九州はもっと雪。北九州都市高はお昼前ぐらいから全面通行止めになっていたようで、ギリギリでノロノロ渋滞ななかを大学までたどり着いたので一安心でした。

 それにしても、久しぶりに雪が積もっているのを見ました。相変わらず、雪を見てワクワクするのは、雪の苦労なんて知らない瀬戸内地域に生まれ育ったからなんでしょう。まさに、雪が積もれば1時間目が運動場で雪遊びができるような小学生時代を過ごしたのですから。

 午前中の長い会議が終わってから、事務的な処理をする合間に雪の降るキャンパスに出て「おーおー」と犬のように楽しみつつ、喫煙スペースのゴミ箱の上に積もった雪をタバコを持っていない片手でコネコネしてちっちゃい雪だるまを作りました。…といっても誰もそんな雪が降るなか、そんな場所に来るはずもなく、気づいた人も少なかったでしょうが、僕が作ったんです!!(笑)…という話を帰りにIくんにしたら、「先生だったんですか?僕ケータイで写真撮ってしまいましたよ」と身近な発見者に嬉しかったりもしました。

 しかし、帰りにホールの横で小学生くらいの背の高さの雪だるまを誰かが作っていて、「ほーほー」と感心しながら、悔しかったのは僕です。