飲ミュニケーション

土曜日は某試験の監督で1日中職場に縛り付けられていました(笑)。僕が受けたのはこの種の試験が始まって4年目くらい。今とは科目も大きく違うけれど、変わらないのは18歳前後の高校生を中心としている風景。60〜80分の試験時間の間、とにかく邪魔にならないように、決められたワークを淡々とやってました。それにしても監督も緊張するモノで、ひとつ手順を間違えば大きな問題になるばかりでなく受験生に影響を与えるわけで、始末書くらいで済むならまだしも、そういうわけにはいかないからなぁ。

終わった後は2期生の学生たちと飲み会。まだ1年目なのに2期生がいるというのが不思議なところだけど、まぁ順番的にはそういうことで、ちなみに3期生までいる。今は4期生の面接中。不思議不思議。いわゆる「飲ミュニケーション」というのは自分が飲めないからということも関係してか、あまり気が進まないところがあって、それは一度そういう場をともにしたからか次会うとき馴れ馴れしいとか、めんどくさいわけだ。しかもその場ではかっちょいいこと言っておきながら現実を伴わないとか。

ただ、今回これまでの飲み会とは違う形で参加してみると、「ああ、飲ミュニケーションになる場合があるんだなぁ」と思うところもあったりした。普段はあまり積極的ではないのにがつがつ話す子とかいて面白かった。まぁ、これが普段から成り立つ関係とはもちろん思わないし、そう考えるつもりもないけれど、新しい発見もあったりして面白かったな。来年から、こうした時間をもっと積極的に作ることも必要かもしれない。ただ、個人的には「飲ミュニケーション」が大切だ!と力説する人は好きではない。『坂の上の雲』の秋山好古も言っている「酒を飲んで兵を談ずるというのは、古来下の下だといわれたものだ。戦争という国家存亡の危険事を、酒間であげつらうようなことではどうにもならんぞな」と(コラム「暖流」より孫引きですいません)。

日曜日。そんな土曜日の疲れをどっと感じてぼけーと過ごす。外は雨が降っているし、寒い。家で本読んだり、ビデオ見たり。『相棒』の録画みたな、そういえば。鈴木杏樹久しぶりに見た。今週1週間が終われば、その次の週から定期試験。その後は職場の入試。そして非常勤の集中授業があって、2つほどの学外授業と1つの出張授業に、NGOでのファシリ。2月いっぱいは忙しそうだ。

坂の上の雲〈1〉 (文春文庫)
司馬 遼太郎
文藝春秋 (1999/01)
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おすすめ度の平均: 5.0
5 最も司馬さんらしい小説
4 少し冗長??
5 きらきらと輝いていた時代