芸人と俳優の激突『スジナシ』

スジナシ なんだか最近ビデオばかり見ているようだけど(何から逃げているんだろうか?苦笑)、ちょっとはまってるのが東海地域の放送局CBCで毎月第3週目の日曜日に放送されている『スジナシ』。

 もう知ってる人も多いと思うけれど、この番組は「笑福亭鶴瓶とゲストが、台本(=スジ)ナシ・打合せナシ・NGナシのぶっつけ本番 で「即興ドラマ」を演じるアドリブバラエティー」だ。1998年にスタートして、先月で185回。今週末27日には186回目に中尾明慶をゲストに行われるらしい。もちろん、福岡でCS放送も見れないために見る術はないけれど、いくつかDVDが出ていて購入orレンタルすることができる。ずっと見たいと思っていたのだけど、たまたまレンタルビデオ屋で発見して借りてみてる。

 上の画像にあるDVD1枚目の『スジナシ』には、記念すべき第1回目のゲストの段田安則ほか、大竹しのぶ(#33)、勝村政信(#95)の回が収録されているんだけど、大竹しのぶの演技は「ザッツ・大竹しのぶ」で見ててぐいぐい引き込まれる。

笑福亭鶴瓶 スジナシの箱 ボックスセット『スジナシの箱』は「男優編」「女優編」「座長編」とあって、「男優編」と「座長編」を借りたんだけど、「男優編」の奥田瑛二、大杉 漣、古田新太の3つのエチュードはかなりすごい。とりわけ大杉漣の演技力と物語力には圧巻。一方、「座長編」に出てた佐藤B作、中島らも渡辺えり子は、ちょっとなんだかなぁと思いつつ、でも実はこの3人の凄さがあるのが後々ぐっとくる。中島らもの世界観はやっぱり面白いなぁと思うこと間違いない。

スジナシ 笑福亭鶴瓶×妻夫木聡×宮藤官九郎

 で、一番最近見たのが上のやつ。正直、あんまし期待してなくて、実際大竹しのぶとか大杉漣の演技力や座長編各氏の世界観には及ばないものの、妻夫木聡の「いいやつぶり」が結構好感。くどかんこと宮藤官九郎はまあ、おまけだからねぇ。ちなみにくどかんはもう一回やってるんだろうか。

 で、借りられてたりして見ていない残りのやつも近々見たいね。とりわけ『スジナシ 2』のイッセー尾形のやつがすごく見たい。んー、どんなんやろう?イッセー大好きやからなぁ。ちなみに23日に東京での公演(なんでもチケットが10分で完売したらしい)がDVDで発売されたばかりのよう(下のやつね)。これも見たいなぁ。実はこれにもイッセー尾形でてるんだよね(その他は生瀬勝久広末涼子)。あ、そうそう。ただで見たければ少しだけほぼ日刊イトイ新聞の特集ページでみれます。あとYouTubeにもあるんかなぁ。誰か知ってたら是非教えてください!