ビッグマックで見る世界の格差とこの国の格差

日本では10分働くとビッグマックが買える、世界で購買力が最も高い国だそうだ。

労働10分でビッグマック1個、東京が世界最短(CNN.co.jp : 労働10分でビッグマック1個、東京が世界最短)

マクドナルドの主力製品「ビッグマック」を1個購入するために必要な労働時間は、東京の10分が世界最短だと、スイスの金融大手UBSが9日、調査結果を発表した。UBSは3年ごとに、世界主要都市の物価や、働く人々の賃金を調査。世界各地で購入できる、各国間の価格差が小さいビックマックを基準に、「購買力」などを算出した。賃金は14業種の時給を平均し、世界70都市でビッグマックと時給の関係を調べたところ、東京が「最短」の労働時間「10分」で、ビックマックを購入できた。このほか、米国のロサンゼルスが11分、シカゴとマイアミが12分、ニューヨークでは13分で買えることが判明。逆に、最も時間を必要としたのは、コロンビアの首都ボゴタで97分、ケニアの首都ナイロビで90分だった。調査の結果、14業種の平均時給は、欧州や北米で高い傾向にあり、1時間あたり約18ドル(約2070円)。一方、東欧やアジアは低く、1時間あたり平均4─5ドル(約460-575円)だった。(以下略)

ちなみに住居費を覗いた物価の一番高いのがロンドンで、東京はコペンハーゲンチューリッヒについで4位。ここ、福岡や大阪など日本の他の地域との違いはわからないけれど。ちなみにフリーターアルバイターの時給は欧米の平均時給の半分以下だろうね。そりゃあ、企業は正社員よりも派遣社員を望むだろう。国内の南北格差は広がる一方だ。