広がる世界に拘束される矛盾

 最近、少し行き詰まり気味だ。分かりやすい例が昨日のバンドなんだろうけど、何もかもが中途半端な状態にあるのだ。目の前の問題や〆切に追われているばかりで、「対向的」に物事を行っているばかりのような気がする。前にアウトプットばかりでインプットが不十分だと言うことを書いたけれど、それも大いに関係しているような気がする。もちろん、それを生かすも殺すも自分次第なのだけれど、目の前のことに追われて早々と結論を出さざるを得ない状況に置かれたりしがちだ。たぶん、良くも悪くも許容範囲を超えて、ここ3〜4年で一気に世界を広げすぎたんだろう。それが楽しかった時期は過ぎ去り、変な義務感だけが残っているような気がする。まぁ、贅沢な悩みだと言われればそうかもしれないが、少々辛い感じでもあるわけで、しばらく隠遁生活を欲している自分もいる。反面、こうしてネットに顔を出して、手を振る自分もいるから困ったもので、手を振っておきながら、振り返さないわけにもいかない変な義務感が増え続けているような気がする。もちろん、それが新しい可能性を生み出すのもまた事実ではある。…てなことを考えたりした海の日。もうすぐ夏だ。暑いのに鬱陶しいことを書かなくてもまぁいいのだがね。