色鉛筆の不遇か、僕が不遇か。

 今日は仕事をお休みして某女子大で授業に行きました。ゲストティーチャー(GT)で呼ばれる授業としては珍しく午後、しかも夕方近くの授業で、ゆっくり準備して車をかっ飛ばして大学へ。実はこれでこの大学にGTとして御呼ばれするのは4回目(3年)で、いい加減さすがに慣れたもので、時間的にもベストのタイミングで到着。先生に挨拶をして、即座に授業部屋へ。20人余りの学生を前に90分間授業をしてきました。

 授業では、「貿易ゲーム」というワークショップ/ゲームを主にやりました。ようは、世界経済の仕組みを貿易の側面から実際にゲームを通して体感して考えてみようというもので、かばんの中にその道具をごっそりと入れて授業に行きました。普通のワークショップと違ってやたらと使うものが多いんですが、基本的にはもうここ数年オリジナルな「貿易ゲームセット」を持っているので、これをもっていけば万事OKなわけです。

 ただ、とはいえ、このなかにはいくつかの消耗品もあります。その代表格が「鉛筆」。しかも黒の鉛筆だけではなく、色鉛筆も必要で、がっつりとこのゲームをすると1回で結構な色鉛筆が消費されます。そのため、このワークショップ/ゲームをするたびに、色鉛筆を購入しにいきます。昨日も、準備をしながらセットの中を確認していると、どうも赤と青の色鉛筆が足りないようで、今にも雨が降りそうな中、購入するために自転車を飛ばすことに。

 家のすぐ横に、PTAや町内会の婦人会のかたがた御用達のラッピングなどの文具品の有名店があるので、まずそこに自転車を押していくものの、鉛筆は箱売りしかしておらず、1ダースも要らないし、お金もないなぁと店を後に。その後100円ショップに行くも、赤鉛筆はともかく、青は色鉛筆セット程度しかおいていない状態で、しかたなく大学前の文具屋さんに。

 さすがに文具屋さんだけあって、きちんと1本売りをしているものの、購入しようと手を伸ばしてみると、青色が2本しかない状態。他の色を見てみてもあっても7本程度で、赤色も5本しかなく、「うーむ」とうなること数秒。店員さんに聞いても「おいてあるだけしかないです」とのこと。とりあえずあるものをすべて購入したものの、なんだか色鉛筆は不遇な位置づけにあるような感じです。三菱鉛筆の色鉛筆にはずいぶんお世話になっているので、寂しい感じですね。(ちなみに三菱鉛筆のウェブサイトにある色鉛筆ができるまでという工場見学のページはなかなか面白いです。) 最近は、大人のための塗り絵なんてのもはやっているみたいですし、セットモノはもちろん、単品の色鉛筆も充実していくといいですね。僕が個人的に欲しいのは、三菱鉛筆 ユニカラ-100色か、海外ものでステッドラーの「大人のぬりえVer.2」です。後者は、36色の水彩色鉛筆に、4種類の塗り絵やウォーターブラシなども付いているもので、今大人気らしいです。ちょっとやってみたいなぁ。

 ちょっと前から雨が降り始めました。明日(いや、もう今日ですね)は1日中雨なんでしょうか。仕事行かないといけないのになぁとか思うと憂鬱ですね。自転車かっ飛ばしてまた太ももがずぶぬれです(涙)。そろそろ寝ます。おやすみなさい。