愛車の電池交換

 「星の王子様」、三遊亭円楽さんが笑点を引退。お疲れ様です。なんだかんだいいながら、結構家にいるときは見ていたこの番組は、さらになんだかんだいいながらも円楽さんが大事な役目を果たしてたんだなぁと、病気療養中の番組を眺めて思ったりしてました。なんか寂しい感じですね。気づいたときから、笑点は円楽さんが司会でしたからねぇ。(実際、23年も司会やっていたそうだし。)いやいや、ほんとお疲れ様でした。

 さらに歌丸さんが司会に移った後、新たなメンバーとして出演するのが、「ちび師匠」こと春風亭昇太さん。いや、この人選はすごいんでないかい?日テレ、笑点をまだまだ数十年、本気で続ける気だな?なんて思ってしまうくらい。ちび師匠は、春風亭小朝笑福亭鶴瓶林家正蔵(旧・林家こぶ平)、立川志の輔柳家花緑各氏とともに結成する東西落語会を横断する「六人の会」のメンバーの一人であり、また創作話芸集団「SWA(創作話芸協会)」のメンバーの一人でもあります。ほんと若手の大注目人としてこれからの笑点に大期待。あ、オールナイトニッポンでは、ちび師匠は月曜日深夜ですよ!

 さて、昨日書いた愛車のバッテリー上がり。なんとかせねば・・・とお昼過ぎに駐車場に足を運んで改めて調べてみると、どうも2週間近くの乗っていない間、ずっと室内灯のひとつが点けっぱなしであったことが判明。フロントガラスのところに日差しよけをつけていて、最後に乗ったあとに室内灯がついていることに気づかずにいたようで、完全なる自業自得により、トホホななかで何とか復活させることに。

 僕の車の師匠のAくんに昨日に引き続き連絡を取り、根本的にどーすればいいのか?ということを聞きました。A師匠曰く、一時的にJAF呼んで復帰させてもバッテリー自体が悪くなってしまっているから、結局新しいのに変えなきゃいけないだろうとのこと。解決方法としては、いっそのことちゃちゃっと自分でバッテリーを乗せかえればいいと言われて、とりあえずボンネットを開けてみていろいろと確認したのでした。

 言うまでもなく自分でボンネットを開けること事態も初めて(笑)。とりあえず電話でA師匠のいうとおりにメモをして、どんなバッテリーを選んで買えばいいのか、工具は何が必要か?ということを一通り聞いた後、ボンネット開けるのも初めての癖に、「おっ、なんか面白そうじゃん。」なんて思ってしまったがために、自分でも不思議なことに自分自身でやることにした。なんか、僕かっこいいじゃん!みたいなノリ(笑)。

 A師匠のアドバイスに従って、自動車部品を扱っているお店を4店舗ほどハシゴして、一番安いものを探し回りました。言うまでもなく、20日を過ぎたこの時期、手持ちの金があるはずもなく、とにかく少しでも安いものが必要。それでもバッテリーは1万円近い値段しかないわけで(僕の型は・・・です)、ようやく平均より2000円ほど安いモノを見つけてゲット。さらにコンビネーションレンチも手に入れて駐車場に。それにしてもバッテリーって思いんすね。12キロ近くある。ふらふらしながら、しかも中の硫酸がこぼれないように慎重に自転車のかごに載せて帰ったのでした。

 実は、バッテリーを買ったお店で少し気持ちに揺らぎが出ました。というのも、お店の親切なお兄ちゃんが、「もう2時間ほど待ってもらえれば、バッテリーの取替えの作業を駐車場まで行ってやってもいいですよ。工賃500円だけでいいです」なんて言うからです。かなり揺らぎましたねぇ。大体、コンビネーションレンチも1500円近くするし、もって帰るのも大変だし、それなら任せた方がいいんじゃないか?って思ったから。でも自分の車のエンジンルームを弄る(大したことじゃないけど)楽しみがわずかながら勝りました。

 さて駐車場での作業・・・と意気込むものの、実際はすごく簡単な作業でした。上の写真の赤い部分がそーなんですけど、ここのナットをレンチで次から次に緩めてバッテリーを取り出し、新しいものを入れて、逆の手順でバッテリーを埋め込むだけ。なんてことはない。安いバッテリー探しの方がどれだけ大変だったことか!!終わったあと、お礼もかねてA師匠に報告すると、「みんな、ボンネットを開けてそのマシーンさに『無理だ・・・』って思うんよね」と言われたんですが、まさにその通り。バッテリーののせかえなんて結局「電池交換」(A師匠談)的な作業程度しかないものでした。

 エンジンルームを覗き、簡単とはいえ作業を行ってみると、改めて自分の車に愛着が湧くと言うもの。よし、近々がっつり洗車をしてやろう。問題は、マンションから水をどうやって引いてくるか、で、たぶんドーム近くの洗車場に行くことになるんだろうな。これはこれで素敵な週末の過ごし方のような気もしますねぇ。改めてA師匠、ありがと!