映画『チーム★アメリカ』でただただ笑え

 今日は早起き。来週のカンボジア行きも関係してドタバタドタバタ。2週間留守にするので仕事関係も今週中に企画書をあげたり、週末は合宿講座があるのでその準備もあって日中もドタバタ、帰ってからもドタバタ。この間の週末は引っ越しの手伝いを2日間やって心身ともにドタバタしていたこともあって昨日は10時には夢の中へ。おかげさまで早起き&ちょっと体調よろし。明日も朝から日帰りでの名古屋出張。忙しいときにはいろいろ重なるモノだ。しかも年明けからずっとこんな感じ。カンボジアではゆっくりできるだろう(か?)。

 さてそのカンボジア。ホテルがひとつ決まらない。後半のシェムリアップは無事予約終了したもののプノンペンのホテルが取れない。というか、メールで連絡がつかない。…でファックス。一応、すらっと流れたのでホテルに無事着いたことと思うけれど、さてさて返事がいつまでに来るのやら。ちなみにファックスってのはA41枚送るのにどれくらいの料金がかかるんだろう・・・と思うのはボンビー院生だからか(苦笑)。貧乏暇なし。

 そんななか無理やから時間を作って随分前にかったままビニールがかかっていた映画『チーム★アメリカ』を見た。サウスパークのトレイ・パーカーが監督を務めるこの「人形劇」は一昨年にネットで予告編が流れてからずっと見たい!と思っていた。中身は予想通りの大バカ&お下劣なオタッキー映画。保守もリベラルもごちゃ混ぜに911以降戦争に突き進むアメリカの内実を冷めた目で笑いと共に看破する映画で、とにかく笑って1時間半どうぞ!ってなもの。

 アメリカと北朝鮮イスラム原理主義者(ビン・ラディンのみならずチェチェン人も)がゴチャゴチャに混ざり合いながら、ちょっとした色恋沙汰も含めて書かれたこの作品は「結局の所、みんなこんな世界の見方じゃん!」ってな所が悔しいながらもガッツリ描かれている。主人公らのベッドシーンをはじめちょっとした小中学生が「うぉぉっっ!」と喜ぶこと間違いなしなレベルで繰り広げられる映像はもちろん、政治家や有名人が片っ端からバカにされ、果たして僕ら視聴者をもそのなかでバカにされている感じを受けてしまう。

 これが悪い方にでてしまうと、上に書いた「結局、みんなこんな世界の見方じゃん。戦争に反対しようと賛成しようと、政治に関わろうと関わらまいとどーでもいいじゃん」というまさにオタクなところにドカンと落ちてしまうような気もするけれど、それをくい止めるのが恐らくとことんくだらない、ただ笑うしかない中身にあるんだろうな。ストーリーも別に変わったものでもなんでもないしね。その意味では、皆さんも是非どうぞという感じではあるかなあという感じです。真面目な人は見ない方がいいよ。